■『夫以外の選択肢』
・・・・無理矢理つけられたようなこの邦題から、
既婚女性による、
婚外恋愛のお話であることは一目瞭然なのですが・・・・
結末がどうにも私には見えず。
ですが、色々と考えさせられる映画だったのでとりあげてみました。
恋愛テクニック、
恋愛講座とも言い難く、
この映画は今までセレクトしてきた、
『恋愛の参考になるし面白いから是非』っていうモノではありません。。。
というよりは、
観た私がよく理解できなかったので、
ぜひ観てみて教えてください、といった感じです。。。
とても考えさせられるような、
観るとズシンとくるような映画です。
でも、どうにも私には結末が読めなくて。
『私にはできる』の意味を
理解できた方いますか?
■登場するのは二組の夫婦。
二組の夫婦は仲がよく、よく食事やお酒を共にする。
ナオミ・ワッツとその夫。
夫の友人とその妻。
ナオミ・ワッツと夫の友人は不倫している。
スリルとか、色気、とかいうよりは、
暗く、さみしい気持ちになるお話。
不倫してる2人も特に幸せそうには見えない。
どちらかというと、夫婦間に問題点があるため、そこからの逃避とも言える不倫?!
それでもって、ナオミ・ワッツの夫と、友人の妻も流れでまた肉体関係ができてしまう。
■ひとつだけ参考になるといえば、
いちばん気になった、夫の友人の不倫相手の妻。
への字口で、いつも眉間にシワを寄せ、ヒステリックに夫にあたる。
夫を愛しているくせに。
かわいそうなくらい愛し方が下手。
不器用。
空回り。
けど、きっと感情移入できる女性は多いんだと思います。
とかく、女性がああなりがちなこともわかる。
でも、あんな風だから、夫(だけでなくすべての男)が逃げる。
あれじゃダメだということだけは一目瞭然。
■最後のセリフがとても意味深。
『ボクにはできない』と『私にはできる』
英語字幕に変えてみてもそのままで、やはり理解できず。
心中したのか、何なのか・・・
踏み切りの前で、
川の上で。
わたし的には、ナオミ・ワッツは別に別れなくてもいいのに、、、と思ってしまった。
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