宝物になる映画 ■前作(恋人までの距離)以上に、二人の会話が台本があるとは思えないほどリアル・・・。
前作に引き続き、物語の進行に直接関係あるとは思えない会話がぽんぽんでてくるところが、ふたりのアドリブのように思え、さらにリアルさを出している気がします。
おそらく、この『Before Sunset』だけを観たら、セリフばかりでなんだろ?この映画・・・で終わるかもしれません。
これをご覧になる前に、前作『恋人までの距離』をご覧になることをお薦めします。
■本当にあの二人が9年ぶりに再会した恋人に思えて仕方がなかったです。また、二人に会えたことが感激で、一言一言に涙が出そうになりました。
物語が進んでいくのが、惜しくて、観ていても一分がとても貴重に感じられました。「まだ終わらないで~」と切に願ってしまう。。。
■イーサン・ホークの現実の離婚問題のせいか、彼が家族や妻を語るとき、現実とどうしても重ねて見てしまいます。
特に顔が痩せて前作に比べて輝きを失ってしまったように見えるのが気になりましたが・・・。
でも、やはり彼女を見つめる目の輝きだけは綺麗で、今回も素敵な物語でした。
特にラストの、彼のまなざし。
ラストが何とも言えない。
彼のまなざしが本物に思えて仕方なかった。
ハッピーエンドだと信じたいです。
映像特典を見ると期待がもてますよ
★ジュリー・デルピーの歌の入ったオリジナル・サウンドトラック
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